習慣
2025, May 19
昼食後、弐階に上がったまでは憶えている。
朝、起きたときからふらふらしていると想っていたが、疲れていたらしくいつの間にか横になり眠ってしまっていた。目覚めると参時を過ぎていた。
弐階に干した洗濯物を取り込み、階下に戻り米を研ぐ。
夕食は五穀ご飯に冷や奴にしらす、酢漬けの玉葱と胡瓜とレタスのサラダ。お味噌汁は本当に元気のあるときしか作れない。今日はとても無理そう・・・。
習慣になったこと/朝夕のシャッターの上げ下ろしと弐階の窓の開閉。参度の(ただ物を口に入れるだけでも)食事。ひとりでも笑うこと。
習慣にしたいこと/昼だけでもしっかり肉でも魚でもとること。就寝時間を定めること。泣きたいのを無理して止めないこと。他人に遠慮しないこと。そしてぼうっとしている時間を少なくしていくこと。
(また)寝てるぅ、と彼の声がしてはっとする。
ご飯が炊きあがった部屋。父と彼にも新物のしらすを添えてご飯をよそう。此の瞬間のまなざしを意識して。