続き
2025, Jul 27
昨日の続き、棚から天板を外す作業は呆気なかった。昨日壱枚しか外せなかったので、てっきりあと弐、参日掛かるだろうと考えていた。
天板を掃除し裏返し紙やすりを掛け水性ニスを塗っただけでも印象が違う。できるかできないかで言ったなら自分はできない人だと想うのに、そう見られることなくきたのは面倒臭がってしない人がいる御蔭に違いない。
父、あたしが直して使うとは想わなかったろう。・・・とひとりごちては、したり顔になっていると想う自分に笑う。
休憩に冷蔵庫からストックバッグを選び、味噌と混ぜた胡瓜を取り出して齧る。たった此れだけ、味噌と混ぜたでもおいしいし、ストックバッグや保存容器が並ぶ冷蔵庫は愉しい。
毎日泣きはするけれど、愉しんで生きているよ。あれからも倖せなまま過ごしているよ。これからも倖せになろう、と彼に胡瓜を差し出した。