無題
2025, Jul 23
Strawberry Fields Forever
道路際に置いた鉢植えに名前もわからない植物が芽吹き、取り敢えず・・・と毎日水やりをしていたら壱日毎茎が伸び、とうとう手折らないわけにはいかなくなった。
細い茎には桃色の花がついているが、余りに小さく目立たない。ところが束ねてみると、かすみ草のように見えないこともないとわかり、千日紅を活けた花瓶に挿してみたところ、より可愛らしい空間ができあがった。
ぼくと云う樹木は高すぎるのか低すぎるのか・・・。ビートルズの或の曲は、そんな歌詞だったろうか。
決めつけないで。自由な発想で。想像するって云うのはなかなか難しい。どうしても最初にとらわれてしまったりするので、延々考えることになる。ただでさえ何をするにも人の何倍も時間が掛かるのに。
拾肆歳の苛立ちは決して零になることなく、ときどき思い出してはストロベリィーフィールズを想像する。
「この本を燃やしなさい。読み終えたら。」とヨーコの本の最後にはあったけれど、本当には読み終えていないと想うので、ぼく(あたし)は未だに燃やしていない。
道路際に置いた鉢植えに名前もわからない植物が芽吹き、取り敢えず・・・と毎日水やりをしていたら壱日毎茎が伸び、とうとう手折らないわけにはいかなくなった。
細い茎には桃色の花がついているが、余りに小さく目立たない。ところが束ねてみると、かすみ草のように見えないこともないとわかり、千日紅を活けた花瓶に挿してみたところ、より可愛らしい空間ができあがった。
ぼくと云う樹木は高すぎるのか低すぎるのか・・・。ビートルズの或の曲は、そんな歌詞だったろうか。
決めつけないで。自由な発想で。想像するって云うのはなかなか難しい。どうしても最初にとらわれてしまったりするので、延々考えることになる。ただでさえ何をするにも人の何倍も時間が掛かるのに。
拾肆歳の苛立ちは決して零になることなく、ときどき思い出してはストロベリィーフィールズを想像する。
「この本を燃やしなさい。読み終えたら。」とヨーコの本の最後にはあったけれど、本当には読み終えていないと想うので、ぼく(あたし)は未だに燃やしていない。