夏の真昼の夢
2026, Aug 09
檸檬水をこしらえ、加えるのは砂糖でなく塩。そうめんを茹で、のせるのはたたいた梅干し。お菓子入れにしたまるい缶の中身は空。
彼に買ってもらった「トトロ」のふわふわの膝掛けには見向きもせず、知人に戴いた「トトロ」の綿毛布を脇に寝転がる。猫と一緒だなあ。夏は手足を投げ出して横になってばかりいる。
口を開くのもだるくなり、ナ行はますます怪しく。躯は朝から痒く、目つきは更に悪くなり。このままどら猫になり、溶けてみたいと想う。
お気に入りのリトルミイのコップには納まりそうになく、浴槽まで行き溶けたなら亀たちを浮かべてみたい。