ひとつひとつ
2024, May 11
夫の友人が車で弐時間かけ線香をあげにいらしてくれた。
生年月日が同じだそうで、そんなところから仲良くなったのだろうか。
去年自宅を改築したが、壱時離れに引っ越す際半年かかったと話す。田舎の家は物が多く処分が大変だったと言い、夫の部屋を見ていろいろ教えてくれた。
少しづつわかっていく。小さなひとつひとつを集めていく。其れが或る程度溜まったとき形になり現れる。そうして自分はやってこれた。
夫の友人が、家族とは休日が異なる為ひとりで引っ越し作業をしたのだと聞いたとき、あたしもと想えた。
先ずは寫眞。
壱枚できる都度、壱枚アルバムに入れる都度、形に近付いていく。行為を含めひとつひとつがいとおしくなる日までやめない。