ブルー
2023, Apr 28
かぶるタイプのブラウスの壱枚を今日は着る。白灰の細い絲で刺繍のほどこされた其れは、苦手な青でなく縹色だったので選んでみた。それでも少し落ち着かなくなる。そのくせライトブルーのインキの入ったペンを気に入り使うようになっている。
指もかじかむことがなくなり食後の洗い物も其の都度湯を使わなくなり爪が元気になってきたので、そろそろ萬年筆にインキを入れようと想っているのだけれど、色を思案中。ブルーブラックばかりでなく違う青も使ってみようか、なんて・・・。
決して此の家に青い色のものが置いていないわけではないけれど、青と云う青は探さなければみつからないかもしれない。あるのは藍に紺に白群、瑠璃色、・・・。
好きな白でも黒でも質感が違えば異なって見えるよう、落ち着きを感じる青も自分にあるのだろうか。雲のない空を見ていると辛くなるような気分が優れなくなるような、そんな気持ちをこっそり吐き出しほっとする。(青空を褒めない人なんて逢ったことがないのだもの)