いちご物語
2024, May 15
昨夜は玖時間近く眠った。歯の治療が終えても横になることなく、帰宅後食料量販店に水を貰いに行く。歯医者へはさっと通えるようになったけれど、緊張は直らない。何処かで均衡をとる必要がある。それには眠ったりカエルの人形を抱いてぼぅっとするのがいいのだろう。
壱昨日上の階の住人さんが引っ越しの挨拶にいらしてくだすった。其のとき戴いた菓子を開ける。本当は今日は花を買ってきた。気に入ったのがなく、あまいバタークッキーで自分の機嫌をとる。菓子を出されカエルの人形もご機嫌になる。
音楽を聴くまでには至らない。けれど片付けと整理をする気持ちになれた。
ふたつめのクッキーを口に入れ、ふと書架の本が目に入った。大島弓子さんの書いた漫画だった。夢中で読んだ最後の頁に、「・・・一番奥にしまった物語である」、とあり結局今日もぼろぼろと泣いた。