気力
2025, Jan 28
家事を終え、自分の時間ができると買い物と散歩をし日記をつけ穴の開いたセーターをほどくことなどしているうち日が暮れていく。
此処では仕事をみつけるにも車を持っていないと通勤できないと云うこともあるが、未だに叔父夫婦を警戒してやまない母の希望もあり、壱日を家で過ごす。尤も家の中の片付けが終わってなく、家具を購入しなければ引っ越しの荷解きもできないものがあるのと、今の自分の状態で外へ出て何をしても続かないのは眼に見えている。
必死な気持ちになれない。気持ちが湧いてこない。
彼の寫眞を見ているとき確かにあたしは笑っているのに、珈琲豆も壱度挽いたきりになっている。