例えば秘密のノートに記すように。

       cancion-de-la-abeja(みつばちのささやき)          

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透明なタンバリン


 立体的な織りをした靴下を弐種類みつけ購入したのは、昨年の秋の終わりだったと想う。伸縮があり脱げてしまう心配もなく、春になったらまた購入しようと想っていたのに、其の店の靴下コーナーはいつのまにか隅に追いやられ目当ての靴下は消えていた。
 今日新しくできた雑貨店に入ると、ムーミンのキャラクターたちの靴下が並んでいた。其処で立体的な織りをしたものをみつけた。弐種とも踝の辺りに(リトルミイでなく)ニョロニョロが刺繍されているものだったけれど、悦んで購入した。
 靴を履くときは靴下が要るようになって久しい。穿かないと布靴でも靴擦れを起こす。
 それにしてもニョロニョロの靴下かと想うと、ひとりでに笑ってしまう。こんなときはNOKKOの歌が聴きたい。気持ちが弾んでいる。このまま無敵になれたらな、なんて片眼をつむりカエルの人形に合図した。
 透明なタンバリンが空で鳴っている。(今年はくよくよしない予感。うまくいきそうな予感。)

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