米袋
2025, Mar 25
空いた米袋の脇を少し切り口を参重に折り、中に頂戴した里芋を入れた。しっかりした茶色の紙の袋は、芋や人参や葱などの野菜を入れておくのに重宝する。籠を使おうと想っていたけれど、適当な大きさのものは他の物入れに全部使ってしまった。が、こうしてみると米袋の方があたしの台所に似合っている。
やっと日中壱階の台所と自室で過ごせるようになったことが嬉しく、其の分神経質の自分に気になる処があちこち眼についてしまい、空いた時間は物の配置を変えたり置き方を工夫したりとそんなことばかりに使ってしまっている。
落ち着かない暮らし。み月くらいでは仕方ないかと想う。其の割には生活感あふれる部屋で素敵、と笑う。