日がな壱日
2024, Nov 29
キリマンジャロは昨日で終わった。ひと月は持たない。今朝は新しい珈琲豆の袋を開けた。
今度の豆はあまみが強いが、彼の好きな酸味もある。豆はキリマンジャロに比べるとやわらかく、手動のミルで簡単に挽けた。
気分がいいので、カーテンを外すことにした。
持っていくものと処分するものに分け洗濯機に掛ける。其の後で窓とサッシと軒下を掃除すると、とうに昼が過ぎていた。
午后は冷蔵庫を掃除した。だんだんまた泣きたくなってくる。
泣くだけ倖せだったのだと想う。・・・だったと想っても、其の倖せは過去になっていない。是まで沢山ライブに出掛けたけれど、特に心に残っているライブも同じで、過去になっていない。憶えていることは同じ壱線上に存在している。
今日も彼に言葉を掛ける。廿代の彼でもあり丗代の彼でもあり白髪の目立つ彼でもある彼が其処にいる。そして、ツリーが・・・、などと言っている。