日々
2025, Apr 22
今日は綿毛布弐枚を洗濯。アマリリスはたじろいてしまうほど見事な花を咲かせている。陽の当たる場所は日毎移動している。其れにあわせ亀たちの置き場所も移動する。
雨の日でもない限り花の水やりは欠かせない。毎朝のように顔をあわせるようになった隣の人と挨拶を交わす。越す前のような苦痛はない。何の違和感もない人と云うのはどんなに良い人であるか、そのことがよくわかるようになった。
花瓶の中の芍薬も見事に花開いた。冬のようにはいかず、水が汚れ毎日茎を短くしなければならなくなった。壱週間ももたないかもしれない。其の果敢無さと相まって余計芍薬が美しく感じられる。
日々は結構残酷なもの。けれど意図していなかった美しさも突如として現れる。乾燥花にする気はなかったねこやなぎが、端の欠けたリトルミイのマグカップに行儀よく納まっているのを見ては、「大丈夫。」と口にする毎日。