床置き
2025, Feb 08
未だに床に置き放しになっているレザーディスク本体とレコードプレーヤーにコード類(此れらは仕様がない)。それからCDラジカセに鞄類に返信しないままの参年分程の手紙に書架とラックに零れてしまった本。
たいして持っていないと想っていたレコードやCDや書籍の肆分の参は処分した筈が、部屋がすっきりしない。処分したロッカー箪笥と彼の書架以上に入っていたものを処分し、押し入れに入れていたものは弐階に置いたのに、計算が合わないことになっている。
壱日の半分は雑事に追われ、肆分の壱は彼を思い出し悲しみに溺れ、捌分の壱は彼を想い満ち足り、あとの捌分の壱の時間を日記や部屋の整理などにあてがう。其の捌分の壱の時間で此処に移ったことを頭に覚えさせようとしている。
床置きは実感の殆どない暮らしに通じているような気がする。
いつまであたしは休む気なんだろう。いつまで休んだらいいのだろう。それとも此れが今の暮らしと前をみつめるようになるのだろうか。少し休みたい、そんな気持ちがずっと続いている。