積雪
2026, Jan 04
遅く起きた朝。屋根に雪が積もっていた。昨日夜になり降ってきた雪は、雨にならなかったらしい。何度も教えたのに、と彼の声が聞こえる。
あれからもそう変わりない日常。
編み終えた前身頃と後ろ身頃。合わせながら、このまま仕上げようかセーターにしようかと考える。
正月だと言うのに、普段となんら変わりない生活。
陽が昇り、勢いよく流れ始めた水の音。溶けていく雪。屋根の上は白椿を散らしたような状態に変わっていく。
あたしが絶えても続いていく世界が、違和感のない真っ直ぐなものでありますよう。其れが特別なことでなく普通のこととして存在しますよう。