雨と白い靴
2026, Apr 24
外は雨が降りてきていた。汚れてもいいと想った合皮の靴は、白いものだった。靴を選ぶのに然程天候など気にしないのだが、新しい靴を濡らしたくない気持ちがそうさせた。
バスに乗車する為、橋を渡り土手を歩く。菜の花は終わりすかんぽに彩られている。雨は本降りとなり、肆拾分の道のりが靴を汚す。
以前履いていたブーツを思い出す。あれは足の指を骨折する前のことだ。雪の日に履く靴を探していたのだが、今よりサイズが0.5センチ小さく、なかなかみつからなかった。やっとみつけた大きさの合うブーツの白っぽい色に躊躇していると、気に入ったならいいんじゃないと言い彼が買ってくれた。
帰宅し汚れた靴を脱ぐ。外側をざっと外の水道で洗う。
コンバースの白い布靴をまた買おうか、そして雨の日に履こうかなどと想い。