泣きそう
2026, Sep 13
病室を見舞うでも数年前とは勝手が違う。母がこのまま家に帰ってこないことが判り、親類にも母のことは話さずにいた。
見舞いに行きたいと壱番年嵩のいとこに言われ遠慮したが、結局一緒に病院へ行くことになった。母はずっと眠っていて起きずに残念だったが、自分は久し振りにいろいろ話ができよかったと想う。
御見舞いの袋を差し出され、数回断っても受け取って欲しいと言われ、最後には受け取った。あたしにまで葡萄と桃の入った袋をくれ、泣きそうになる。七七忌の日に迎えに行こうかとまで言われたとき終わらないやさしさを感じた。やさしい人ってひとつ物をくれておしまいじゃあないので、そうでない人との違いが明確にわかる。
そして、ずっとやさしいおにいちゃんだったのだと想い、また泣きそうになる