胡桃の卓
2026, Sep 14
少しづつ汚れていく胡桃の卓を丁寧に拭く。あちこちに付いた傷を撫でる。
彼が選んだ。彼が座っていた。消えない記憶。
其の卓でご飯を食べる。珈琲を飲む。文字を書く。肘をつく。
あたしが付けた新たな傷はどれだろう。混じってわからなくなっている。
続いていく。続いてきたように。
波の音が聞こえる。繰り返し、繰り返し。やさしい音。彼も是も其れも、みな生きている。あたしが絶えるまでは。
2026, Sep 14
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2026, Sep 10