軒下に椅子
2025, Jul 04
今朝は、腹を突き出し窓に当てるような形成をとらなくとも、上げ下げ窓が開けられた。
腰の重さとたまにぴりっとした痛みを感じることはあっても、昨日までとは躯の軽さが違っている。
家の中より軒下の方が多少涼しく、片付けをすることにした。
ワゴンを移動させ配置を替えただけでも軒下の使い勝手はよくなった。
棄てようと想っていた背もたれのある椅子をひとつ置く。其処に座り、鉢植えの花々や水槽に入った亀たちに話し掛ける。たまにこんなふうに家の傍に椅子を置いて座る人を見掛けていたが、自分も同じようにしてみるとすごぶる気持ちが良い。
此処に卓を置き、お茶を飲む時間をこしらえてもいいだろうか。
彼がいないのに、と想ったり、無いのは躯だ、と想ったり、悲しくなったり顔を上げたりしては時間を移動している。次に躯ごと彼と並ぶ日を想い浮かべ。