例えば秘密のノートに記すように。

cancion-de-la-abeja(みつばちのささやき)          

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手入れ


 毎日草花用のスプレーを吹きかけて拾日。鉢植えの姫林檎の白カビが玖割方落ちた。それで別な鉢植えふたつの植え替えをすることにした。
 たぶん壱度も植え替えをしていないだろう。赤や桃色の花の咲く背の高い植物の名がわからず、手入れの仕方は勿論、葉が赤くなって綺麗だが赤くなるのはいいことなのかもわからない。鉢植えに窮屈そうにしている姿を見ると、そもそも鉢植えで育てる植物ではないように想えるのだが・・・。

 ひとつだけ莟を持った玄関脇のアマリリス。ひとつだけかと想ったり、ひとつは花が咲いてくれると想ったり・・・。

 生きてね。できればあたしが死んでも生きてね。
 亀たちにもそんな想いでいるけれど、そっちは餌をあげたり水替えをしてくれる人がいなければ無理なことがわかっている。
 町を歩き廻ってもみつからないすみれにれんげ草。いつか消えるだろうと想っても、生きてねと想うことが消えない。

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