にゃんこと亀
2025, Feb 24
今日は猫の日だそうで、立ち寄ったコンビニエンスストアの棚に猫の絵が描かれた袋に入ったパンや菓子が置いてあった。
にゃあや先生は元気だろうか、と以前の生活を思い出す。此処では毎晩のように防犯カメラの前を横切っていく猫はいても、知り合いになれそうな猫はいない。と云うか猫の姿を見ない。
母にどら焼き、自分にカスタードクリイムの入ったメロンパンを買う。が、帰宅すると彼に供えていた。
あ、やっぱり買いに行ったんだあ、なんて笑っている彼。違います、と否定したあとで、猫はずるいよ猫は反則でしょう買いたくなるもん、と頬をふくらます自分。にゃんこ飼いたいにゃあ、と言うと、亀が食べられちゃうよと返してくるので、亀食べてみたいにゃあ、と人差し指を咥える。
いつも通りの会話。何度も繰り返している会話。何度しても同じになってしまう会話が今も続いている。