弐年目の
2025, Dec 20
久し振りに亀と鼻と鼻をくっつけて眠る。亀にとってもあたしにとっても良いことではないと想うものの、眠気で力が抜けると、鼻がふれても頬がふれてもそのまま眠る。
それほど亀たちをかまわなくなり参年。どれほど放っておいても嚙みつく素振りを見せない。心配なのはまたこっそり彼に寫眞を撮られてやしないかと云うこと。
面積にしたらとても狭い亀たちの世界。外で生きたらどんなふうにしているのだろう。考えても人間と同じことなのかもしれない。
此処で暮らすこと。此処で倖せになること。
此処に来て壱年経った。あたしたちは弐年目の冬を一緒に過ごす。