机と椅子
2025, Nov 02
作業台と机を兼ねるには無理があるとわかり弐階に机を置く。
天然木の折りたたみ式の机はなんとか弐階に運べる重さで、此れにしてよかったと改めて想う。別売りの椅子もあったが高さが合わず背もたれの無い籐椅子を購入したが、其れも重さがなくて助かる。
机に合わせ売られている椅子は例外なく自分には高いと感じる。背が丸まり腰に負担が掛かり長く座っていられない。
籐椅子に座り部屋を見渡す。
弐階に扉はなく廿畳はあるかと想う板張りの部屋がひとつあるだけ。其処にうすい陽が入り床がオレンヂに輝いている。いつのまにか縁側に乗っていた柿の色に似ている。近所の人が自宅の柿をもぎり届けてくれたのだろう。
大丈夫。大丈夫、と理解できないような言葉が口を突く。
レエスのカーテンを通した陽は何本もの立て筋があり、包帯を並べたように床に拡がっていた。