匂いと記憶
2024, Aug 12
朝から暑い。今朝は珈琲でなく酸味のあるローズティーにした。
洗濯物を干し終え、玖時丁度に家を出て水を汲みに食料量販店に向かう。給水サービスコーナーの前で首を傾げている人がいたかと想うと、廿分後今日は使えないのでと店員に言われる。
帰り道、泣いている自分がいた。それで弱っていたことに気付く。
毎日正常に自分を動かすには、玖分目辺りまで使い壱旦休み充電するのがいいのだろう。
実家に帰ると母が、休んだら、お茶にしたら、と度々声を掛けてくる。そんなに休憩をとらなくてもと想っていたけれど、自分の方が時間の分配ができていなかったのかもしれない。
帰ってから横になり眠ろうとするが眠れない。
今日は父の誕生日だったなとぼんやり想う。
自分に何があるかと言えば(自分だけの)記憶しかない。其処はメモリいっぱいまで使っていいと想う。
此の数箇月の記憶と疲労の均衡が悪いように想えてきた。
明日水汲みのついでに桃を買おう。ひとつは父に、ひとつは夫に。
食べ終えたら皮と種は紅茶に入れよう。あまい匂いは人を元気にする。其の記憶が引き出され、蘇生でもするかのよう背筋を伸ばし椅子に座る自分を想像し眠りに落ちていった。