季節は繰り返しても
2026, Jan 08
朝の町にほんのひとときちらついた雪。
膝掛けは亀に貸してしまったので、籠から新たに壱枚出すことにする。ラムズウール100パーセントと表示された其れを、何度か腰に捲き付けてライブを観に出掛けたりもした。
此の冬は寒い。アルパカ入りの毛絲が残っていたけれど足りるかだろうか、と心配しつつセーターを編む気になっている。
季節は繰り返しても少しづつ様子が違う。
元は伯父のものだったと想われる黒いジャケットに腕を通し、ぼく、とつぶやく。髪を短く切って仔犬のようにはしゃいでみようかなどと想う冬。眼にしたもの全て笑えたらいいのに。スープカップにさえ悲しみを見てしまう。