多少の不満
2024, Sep 09
母は冷凍食品を口にしない。暫くガスが使えず、食料量販店で総菜を求める。帰りには佰圓均一店で木製額縁を弐点購入した。
帰宅し早速母の塗り絵を額縁に入れる。全部此の額縁に入れようと想っていると、新たに塗り絵を渡された。
其処には吉祥天立像と記されていた。着物を紫で塗っていくが気になり調べてみると、着物の色は赤だった。赤に塗り直し完成させると母は(自分の塗ったものと違い)仏像に見えると喜んでくれ、以前あたしが塗った夏の花の塗り絵をデイサービスの皆が褒めてくれたと教えてくれたが、自分は全く気に入ってないと応じる。
自分が好きなのはこう云う画だと、先ずモネの絵を見せた。それから田中一村を見せ伊藤若冲を見せ、最後にアンドリュー・ワイエスの描いたものを見せると納得してくれた。
自分の技術の無さを棚にあげるのはよくないが、塗り絵の下絵も好みとそうでないものとあり、今のところひと目惚れするようなものには出逢っていない。塗り絵をするようになり母がまた愉しく生活できればそれでいいと想うし、自分は自分で色鉛筆の使い方を学べていいと想うが、気に入った下絵が手に入らないかなあなどと想い始めている。