梅雨
2026, Jun 10
箪笥の前で、春に夏服を探し、梅雨に春服を探す。
台所で、春にレモネードを作り、梅雨に温かな珈琲を淹れる。
長袖を壱、弐枚買えばよかったと想い、割烹着を着て壱日をやり過ごす。
紫陽花のひと花は壱週間以上持ち、冷たい水がまた苦手になった。
頭痛やぎっくり腰になったらとはらはらしては、小雨にならないかと曇り空を睨む。
雨音が耳に届いたなら小さな憂鬱は何処かに行ってしまうのに。
今週の贅沢はブルーベリィの実。
藍色を眺めては、そろそろ萬年筆にインキを入れてもいいかなと想っている。