兆し
2024, Feb 28
・・・の件では心配を掛けてと母に言うと、こっちこそそれどころではないほどと返され、嗚呼やはり最近是までの母と少し違うと想い微笑ましい気持ちが生じる。幾つになろうと齢のせいなどにしなかった父を振り返り、頭を下げる。仏前には約束通り「ひよこ」が。
少しづつでも倖せになろう。
干支の暦だろうか、星の暦だろうか、白いものを拡げ母が言う。あなたは今年とても良いと。運勢が記されているらしい。ふうんと返事をしながら、ひとつ問題が片付いたことを想う。あれも今年動くかなと想ったり、それも自分が動けばどうにかなるのではないかと想ったり、明るい兆しを感じているのは確か。
「ひよこ」を食べて家に帰る。