例えば秘密のノートに記すように。

cancion-de-la-abeja(みつばちのささやき)          

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不調


 彼の実家で食事をしていた。碗を持ち汁をすすっていた。具は海苔だろうか。左には彼が、右奥には彼の母が座っていたが、あとの者ははっきりしない。
 食事を終えると、彼とあたしは出掛けるらしく着替えをしていた。
 庭に出ると、訪ねてきたものがいる。彼の友人だった。あたしは顔を見て長渕さんだと想い会釈をすると、長渕さんもあたしをわかったようでにこにこしていた(が、実際そんな名の友人は彼にいない)。
 ふたりは庭で立ち話をしていたが、暫くすると植木の処に場所を移し騒いでいる。花粉がどうのと話しているのであたしも植木の傍まで行くことにした。
 白と鮮やかな紅の植物が植わっていたが、白と紅色のものが花なのか葉なのかわからない。彼が手でちょっとあおぐと花粉が宙に舞い辺りが白くなった。
 そんな夢を見ていた。

 暗闇の中で目覚めると、肩から背中が冷たくなっていた。冷房はしていない。汗も掻いていない。
 布団から起き上がり躯を確かめると腰から尻の辺りも冷たくなっていた。このまま風邪をひくのだろうかとびくびくしつつ台所に行き水を飲んだ。そしてそのとき腰がおかしくなった。軽く済んだものの、ぎっくり腰になったらしい。

 いつもいつもどうしてこうなのだろう。躯の何処かがいつもと違うことになってから、不調に気付く。

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