黄昏
2026, Jun 17
西日がまぶしい。午后参時、台所の窓がきいろに染まる。花瓶の中ではオレンヂ色の大きな百合が花開いていた。
台所がいっとうきれいに見える時間。亀たちを家に入れ、郵便受けを覗く。それから弐階に行き窓を閉め洗濯物を込む。お茶を淹れ椅子に座り、壱日を振り返ったり振り返らなかったり。
陸時まで続くきいろい窓に描くのは、ひたすら檸檬とオレンヂ。あたしの好きな匂いのする果実。
最後までつきあうのはせつなく苦しいことだけれど、最後までつきあえるなんてそれほどなく、壱方で其れを倖せと口にし壱方で残酷と口にし笑う。彼だったらもっと素敵に捉えたのだろうか。今になり訊きたいことがたくさんあるの。