暴言
2025, Nov 26
出掛ける為服を探していると、あたし宛ての手紙を彼が彼が持ってきた。壱通は文通相手、壱通は縁を切った人だった。
何故とうに縁を切った相手が現在の住所を知っているのか疑問に想う。今も電話交換手をしているのだろうか。あれからも空いた時間に個人情報を閲覧しているのだろうか。彼にそのことをうちあけていると、彼の携帯に電話が入り、ほどなくし会話中の電話を向けられた。
無言で手紙に視線を送る彼に相手が誰だかすぐにわかった。何故彼の電話番号まで知っているのかと想いぞっとした。あたしは開口壱番、糞だったか屑だったかカスだったか忘れたが、相手を罵る言葉を吐き電話を切った。
そうして、そんな言葉は・・・と言う彼に、確かにと想ったところで目が覚めた。
夜が来て風呂に入り、躯がほぐされるとあたしは歌をうたっていた。自分から出た歌。完成したことはない自分から出る歌。それでも詩だけは残そうかと紙にうつす。
檸檬。きみが教えてくれた果実。きみが教えてくれたきみ。・・・・・。