帳尻
2024, Sep 21
玖月廿日、珈琲豆を購入。と、日記につける。
これから気温が下がっていくだろうと想い、暑い中買いに行った。
やっと手に入れた珈琲豆。幾日振りだろう。卓に無雑作に置いた濃紺の珈琲豆の袋が元気をもたらしてくれる。椅子に腰掛けヨーグルトを食べながら、家計簿に記入する。
今月は交通費が掛かり出費が嵩んだのは仕方ない。来月は電気代が減るだろうから、それで帳尻を合わせよう。
壱週間ずっとぼうっとしているわけでないし、壱日しているわけでもないし、とそんなふうに言い聞かせてはバタバタと動き出す。たいして気は沸いてはこないけれど、買い物くらい行く気になれるからいいだろう。
気温が下がれば体温も下がり、これから調子がよくなってくることは既にわかっている。いいことも悪いことも必ず終わりはある。
卓に置いた珈琲豆の袋を何度も見てしまう。きっと明日も明後日も。開封してから飲み終えるまで。それから袋を棄てるまでの間も。
これから参週間毎日ぼうっとする時間が丗分は減ったと想ったら、ぱちんと手を叩いていた。